わたしは最近気づいたことがある。
わたしはありがたいことに、フリーランスとして独立したその初年度より、自ら営業をして仕事を0から開拓し、現在フリーランス歴10年程が経とうとしているのだが、ぶっちゃけこんなにフリーランスとして稼働できるとは、本人であるわたしが一番想像していなかったことである。
その0から仕事を開拓した話はこちら↓

周りからも「10年もフリーランスで仕事が途切れずあるのってすごいですね」と言われるのだが、それは張本人であるわたしが一番に思っていることでもある。
ありがたいことになんでそんなことが実現できたんだろうと、ふと振り返ってみると、その理由はわたしが寂しがり屋なことであると気づいた。
基本1人は好きなのだが、完全に孤独のような独りは大の苦手。
夜は寂しくなりやすいので、毎晩のように実家にテレビ電話をして親とどーでもいいことを話す。
親は孫の顔が見れるから嬉しそうであるが、ぶっちゃけ孫の顔を見せたいというより、わたしの話を聞いてほしい、寂しい思いになりたくないという理由でわたしは毎晩のように電話をしている。
そんなわけで、わたしはいろんな人に会うことに抵抗は少ない。
いや、正直にいうと全くないに等しい。
どこかで飲み会があると聞けばすぐに飛んでいくし、車を走らせないといけないところでイベントがあると聞けば、すぐに車を出してそこに集まる人たちに会いにいく。
そう、わたしは人に会うことに関して異常にフットワークが軽い。
しかもわたしはそこで自分の自己紹介をするときに、必ずと言って何の仕事をしているのかをさりげなくアピールする。
例えば、「障がいのある方や認知症の方と音楽で健康支援をする音楽療法士をしている、柳川円です」と、音楽療法のまどろっこしい説明をかなり短縮に、かつ、明確に重要なキーワードを盛り込んでアピールする。
このようにいうと、ほとんどの人は「え?なにその音楽なんとかって?」と質問をしてくる。
するとわたしはさらに音楽療法の詳細な説明をする。
そして説明をした後に、「もし興味がある方がいましたらぜひ」と必ず発言をする。
そう、わたし🟰音楽で健康支援をする人というイメージをつけてもらうのだ。
実はこれ、わたしは意識していなかったのだが、飲み会の席で知り合った方から
「まどかちゃん、ピアノ弾けたよね?今度クリスマス会をやろうと思うんだけど、ピアノ弾いてくれないかな?」
「柳川さんって高齢者の方と音楽してるって言ってたよね?そういえば音楽レクレーションできる人を探している知人がいるんだよね」
なんて話をもらうことがある。
ぶっちゃけ現在住んでいる関東にきてから、わたしの仕事のほとんどは、人の紹介で得たものである。
そう、仕事は人が運んできてもらうものなのだ。
だからこそ、フリーランスは人に合うのが億劫ではない人が強いと思う。
いわゆるわたしのように寂しがりやで人に会うのが苦にならない人が、仕事を途切れずに得られるんだと思うのだ。
しかし、このようにいうと異業種交流会に行けばいいじゃんと思われる方もいるかもだが、わたしはそういう場には絶対に行かない。
なぜなら、異業種交流会は、互いに仕事が欲しい人ばかりだからである。
飲み会の場やシンプルな人と会う場というのは、そのような何かを求めている人は少ない。
だからこそ自然なご縁から仕事を得られる機会が増える。
ということで、寂しがりやのフリーランスのあなた、成功する要素をふんだんに生かしていきましょう。
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