私はフリーランスの音楽療法士として活動をしています。
この形態になってから、なんやかんやでもう10年ほど経ちます。
途中、結婚、上京、妊娠、出産などで音楽療法活動をお休みをしていた時期はありますが、一応音楽系のフリーランスとしてのらりくらりとここまで活動することができました。
音楽系のフリーランスと聞くと、一瞬「かっこいい‼︎」なんて思われるかもしれませんが、その形態として活動している本人としては、かっこいいどころかものすごい泥臭いことを繰り返しやってきて今に至ります。
ここからはあくまでも私の体験談にはなりますが、音楽系フリーランスとして収入を上げるためにやったことを紹介します。
音楽系フリーランスで収入を上げるためにすること①営業
私がフリーランスとして一番大切だと思うことは、営業です。
とにもかくにも自分で営業できなければ、仕事を得ることは難しいです。
私は音楽大学卒業後、営業職に就きました。
なぜ営業職についたかというと、会社に頼らないでも生きていける自分になるためには、営業力以上に大切なものはないと当時考えていたからです。
入社1年目は箸にも棒にも当たらない営業成績でしたが、「このままでは自分のためにならない」と一念発起。
入社2年目には当時在籍していた北海道でNo.1の営業成績を、半年連続で記録することができました。
その経験を活かし、フリーランスになってすぐに私は営業活動をしました。
その結果、20施設以上と音楽療法活動の契約を結ぶことができました。
ですから、何よりもフリーランスとして生きていくために必要なのは、営業。
これに尽きると思います。
その時の話はこちらに詳しく書いておりますので、ご覧ください。
音楽系フリーランスで収入を上げるためにすること②相談する
次に大切なのは、自分の理想の働き方をしている人に相談しまくるということです。
フリーランスの音楽療法士になろうと思った時、私は真っ先に音楽療法士の仲間に相談しました。
そして、実際にどのように仕事を得たのかなど、事細かに質問をしました。
相談する、質問するってものすごくシンプルな行動ですが、これができる日本人って本当に少ないと思います。
ぶっちゃけ、相談しないなんてめっちゃ損‼︎
フリーランスの仕事に関すること以外でも、相談をすれば解決することってほとんどだと思います。
もし周りにあなたの理想の姿でお仕事をしている人がいるのであれば、とにかく連絡して相談しましょう。
これだけで、あなたの悩みの大半は解決されます。
どうすれば音楽系フリーランスとして収入が上げられるのか相談したい方はこちら
音楽系フリーランスで収入を上げるためにすること③常に宣伝を心がける
これは今でも私が常日頃から意識していることなのですが、いつでもどこでも自分のやっていることやできることの宣伝を心がけています。
例えば名刺を持ち歩くのも、その一つでしょう。
このときポイントなのが、あなたの名刺には何をしている人なのかしっかり記載されているかどうかです。
例えば作曲をしている人なら【作曲家】、リトミック講師をしている人なら【リトミック講師】など。
これ、結構名刺に書いていない人もいるので要注意です。
で、私の名刺にもしっかりと【音楽療法士】と刻まれていますが、名刺をただ渡すだけということはしません。
音楽療法というのは、具体的にどんなことをするのか。
実際に私はどのような方を対象に、これまで音楽療法活動をしているのか。
そして、音楽療法以外に作曲や編曲なんかもできますなどなど、自分ができることを必ず説明します。
この話を聞いて「へー」と思って聞き流す方ももちろんいます。
ですが、あなたのやっている活動に興味を抱く方は、「こんな人がいるんだ」と印象を抱き、何かあったら連絡をしてくれたりします。
ぶっちゃけ、私は最近このパターンでほとんどお仕事を得ています。
大切なのは、あなたが何ができるのか、どんな実績があるのか、それを簡単に常に説明できる状態にしておくこと。
上手に自分をアピールすることができる人は、そのあと自然と仕事依頼が増えます。
音楽系フリーランスで収入を上げるためにすること④情報発信をする
今や誰もが当たり前となったSNSですが、SNSを使って上手に情報発信をすることは非常に大切です。
私もコロナ禍で暇になった時、ワードプレスでお試しに音楽療法に関するサイトを立ち上げましたが、ありがたいことに今では月間PVが5桁を記録しています。
しかも、アフィリエイトや広告費から収入を得ることも毎月できています。
「音楽療法なんてニッチなジャンル、誰か読む人いるかな?」なんて思って最初は更新していたのですが、あれよあれよという間にアクセスがアップし、しまいには音楽療法を教えてくださった恩師からコメントが入ったりしました。
ここで大切なのは、上手な情報発信をするということ。
私が思う、【上手な情報発信】というのは
- あなたにしか書けない発信
- 専門的な発信
この2点です。
このブログ記事内容も、私の経験をもとに書いています。
ということは、私にしか書けない記事です。
また、音楽療法サイトに掲載している記事は、図書館などで書籍を借りたり、過去に購入した専門書を読んで、入念に下調べをした上で発信をしています。
ピアノ講師やリトミック講師など、音楽系フリーランスでブログなどのSNSを発信している方って山ほどいますが、ほとんどが上手な発信をしていないと感じます。
いつも見ていて感じるのは、それ、めっちゃもったいない‼︎ということ。
ちなみに私は自身の音楽療法サイトを見たという企業から、「コラムを書いてほしい」「講師となってほしい」などお仕事依頼を受けたことがあります。
発信を一工夫するだけで、音楽活動以外の収入にもつながるので、今収入を増やしたいと考えている音楽系フリーランスの方は、ぜひ今日から私が考える上手な情報発信をされてみてはいかがでしょうか?
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