ピアノやリトミックなど音楽教室の生徒募集にチラシは効果的なのか

音楽系フリーランスの成功のコツ

みなさん、こんにちは。

音楽療法士&リトミック講師の柳川まどかと申します。

新年明けてからありがたいことに、音楽家専門コンサルのお問い合わせ、そしてお申し込みが増えてきております。

相談内容は様々なのですが、一番多い相談内容として生徒募集に関するものがあります。

最近、ブログやワードプレスなどのようなHP、そしてInstagramやTwitterなど様々なSNSを駆使して生徒募集を行っているピアノ教室などが増えています。

ですがそんな中、ピアノなどの音楽教室の効果的な生徒募集方法として、チラシを作成して配布しているという方を見聞きすることがあります。

果たして、チラシによるピアノやリトミックなどの音楽教室の生徒募集は効果があるのでしょうか。

今回はこれまで日本全国のみならず、世界各国で活躍する日本人女性起業家の方にコンサル指導をしてきた私の経験から思うことをまとめてみました。

今、チラシを配ることでピアノなどの音楽教室の生徒募集を検討されている方は、必見です。

 

ネットよりもチラシの方が生徒募集の効果が得られるのか

おそらくこの記事を読んでいる方の多くは、ブログやHP、InstagramやTwitterなどのネットを使って生徒募集をしても思うように効果が得られないと感じている方かと思います。

そして「ネットで反応がないなら、昔ながらのチラシを作って集客した方がいいのかな」ということが頭をよぎっている状況だと思うのですが、私がこれまで日本全国のみならず、海外の日本人女性起業家の指導をしてきて思うこととしては、集客につながる発信方法を知らないままチラシを作成して配布しても、得られる効果は低い可能性が高いということです。

集客をする上で書くべきことを知らないでチラシを作っても効果的な生徒募集につながらない

確かにチラシというのは、ネットよりも確実に手にとってみてくれる確率が高まる分、効果的な生徒募集方法だと思われる方が多いかもしれません。

しかし、集客につなげる文章の書き方を知らないままチラシを作って配っても、期待するほどの効果は得られないと私は考えます。

なぜならば、生徒募集すなわち集客をするためには、ただチラシを書くのではなく、「この教室に通いたいな」と思ってもらえるような内容にしない限り、成果は得られづらいからです。

ネットを使ってもチラシを配っても生徒募集するために書くべきことは同じ

ここまで読んでお気づきの方もいるかもしれませんが、「効果的な生徒募集をしたい」と思うのであれば、まず集客につながる発信方法を学びましょう。

どんなことを書けば人は来てくれるのか、そのことを知らないままチラシを作っても、制作費が無駄になる可能性は大です。

ですから、集客するためにどんなことを書いた方が効果が得られやすいのかをきちんと学んでから制作せることをお勧めします。

チラシの書き方を変えてすぐに生徒募集を実現したフラワーアレンジメント講師

以前、私の元に「生徒が思うように集まらない」という悩みを抱えたフラワーアレンジメント講師の方が相談に来ました。

彼女は、体験レッスンの後に継続コースのチラシを渡していたようなのですが、そのチラシをいくら渡しても思うように継続コースの生徒が集まらないと悩んでいたのです。

そこで私は、一体どんなチラシを継続コースの案内として配って生徒募集をしているのかを確認させていただきました。

彼女はすぐに私にチラシを見せてくれましたが、私はそのチラシを見て5秒ほどで「このチラシのままでは生徒募集しても人は集まらないな」とすぐに感じました。

そこで、私は彼女に生徒募集率を高めるチラシにするために、一体何を変えばいいのか丁寧に説明をし、彼女もそれにすぐに応えるように作り直してくれました。

結果。

数日後、そのチラシを見た方数名が生徒さんとなって後日きてくれたと嬉しい連絡をいただきました。

 

効果的な生徒募集につながるチラシと生徒が集まらないチラシの違い

先ほど紹介した例はピアノなどの音楽教室ではなくフラワーアレンジメント教室の例でしたが、これはピアノなどの音楽教室の生徒募集を行った場合にも同じことが言えます。

多くの「生徒募集を呼び掛けても生徒が集まらない」というブログやSNS、チラシなどは生徒が集まるブログやSNS、チラシと大きな違いがあるからです。

その違いというのは、

  • この教室はどんな悩みを持っている人が
  • どんな未来を手にすることができるのか

この2点を踏まえて書いているかどうかの違いです。

 

効果的な生徒募集につながるチラシ①どんな悩みを持っている人が対象なのか

ピアノやリトミックなどの音楽教室というのは、今、どの地域でもレッドオーシャン状態で、日本全国生徒よりも教室の方が多いのでは??と思ってしまうほど数多くあります。

そんなライバルが多い世界で生徒を募集したいと思った場合、

「この教室では、スタインウェイのピアノが二台あります」

「この教室では、防音設備が完備しているので、夜のレッスンも行っております」

「ピアノだけではなく、ヴァイオリン、フルートも習うことができます」

などなど、スペックばかり前面に押し出しても意味がありません。

一見、スペックを出すことで同業他者との違いが出せ、差別化につながると考えられている方は多いかもしれませんが、それはお客様目線ではなく経営者側目線の話なんですよね。

実は消費者であるお客様というのは、スペックを出されても「この教室に通いたいな」と思う決定打にはなりません。

お客様が「この教室に通いたいな」と思うポイントというのは、「この教室に通えば私の悩みが解決するな」と感じてもらうことなのです。

効果的に生徒募集したいのであればあなたのような生徒を受け入れていることを伝えることが大切

では、ピアノやリトミック教室などの音楽教室に通うことを考えている方が抱える悩みというのは、一体どのような悩みなのでしょうか。

例えば、現在年齢が70歳を超えているけれども、私なんかの年齢でピアノを弾いても弾けるようになるのか、という悩みを抱えている方がいるとします。

多くの大人の初心者も通うことができると歌っているピアノ教室の特徴として、「子供から大人まで通うことができる〇〇ピアノ教室」などと書く傾向があるのですが、これをこの70歳を超えた方が見た時どう思いますか??

もしかすると「大人までと書いてるから70歳を超えた人でも習うことができると思ってもらえる」と考える方もいるかと思いますが、この【大人】というキーワードを持て「20歳までの人」「30歳くらいの人までかな??」「50歳を超えてはダメと思うかも」など、100人いれば100通りの感じ方を与えてしまうのです。

そう、この「子供から大人まで通えるピアノ教室」というのは、一見多くの方が習えるということを伝えたくて書いている方が多いのですが、実際読み手としてはイメージがつきにくく、「私みたいな年齢は対象外よね」と思わせてしまう危険性があるのです。

ですから、大人の初心者の方も受け入れているピアノ教室の生徒募集をしたい場合は、【大人】と表記するよりも、何歳の人が習っても弾けるように導く指導実績をお持ちの講師が指導しているのかなどを伝えるだけで、一気にそれを見た人が「この教室なら私も通えるかも」と感じてもらいやすくなるのです。

 

効果的な生徒募集につながるチラシ②どんな未来を手にすることができるのか

これはブログやHP、InstagramやYouTubeなどSNSなどネット使った生徒募集をする場合も、チラシを使って生徒募集する場合もどちらも外せないことなのですが、あなたの教室に通うことでどのような未来が手に入るのか未来提示をすることは、集客をする上で非常に大切な要素です。

先ほど、スペックを書いても効果的な生徒募集に繋がりにくいとお話ししましたが、なぜスペックを書いても集客につながらないのかというと、人はスペックよりもここに通うことでどんな未来が手に入るのかにしか興味がないからです。

人が何かにお金を払ったりサービスを受けたりすると決めた時、「ここに申し込んだから将来〇〇になれるだろうな」と未来に期待している場合がほとんどです。

例えば、私の音楽家専門コンサルにお申し込んでくださる皆さんは、私に相談することで生徒募集に関する悩みや収入減少の悩みの解決策を知りたいと思って、お申し込みいただいています。

このように、人は何かサービスに申し込んだりお金を払うときというのは、「こんな未来を手にしたい」という期待を抱いているのです。

ですから、その期待に応えられる教室かどうかを明記することは、効果的な生徒募集・集客をする上で欠かせないものなのです。

実績を書くことで効果的な生徒募集につながる

ではどのようにして、あなたの教室の通うことでどんな未来が手に入るのかをチラシに書いていけばいいのか。

一番効果的な未来提示として、あなたの過去の実績などを書くのがいいでしょう。

私の音楽家専門コンサルのサービス案内には、私が過去にアドバイスをさせていただいたことで出した実績を紹介しています。

最近では、ブログアクセスが10アクセスしかないのにも関わらず、約1ヶ月の間に4名の新規生徒を募集したピアノ講師の方がいらっしゃいます。

※くわしくはこちら↓

インスタグラムを4ヶ月放置しても生徒募集できたピアノ教室の例
このタイトルに惹かれてクリックしたそこのあなたに朗報です。 「今、毎日インスタグラムを頑張って更新している」 「1日インスタグラムを3投稿している」 「フォロワーを増やすために、たくさんいいねを押したりフォローしている」 これらに当てはまる...

このように、過去の指導実績を載せることで「ここにいけば私もこうなれるかもしてない」とお客様に未来を提示することにつながるのです。

 

結論:チラシによる生徒募集も集客方法を学ぶことで可能性が変わる

ですから、「ネットで生徒募集が思うようにいかないから、チラシを作れば集まるかも‼︎」と思っている方は、今一度、集客につながる文章や内容にしない限り、ネットと同じように効果的な生徒募集にはつながらない可能性が高いということです。

ネットから生徒を募集したいと思っても、チラシから生徒を募集したいと思っても、いったい何を書くことで集客につながりやすくなるのか、そこをきちんと踏まえて発信をするように心がけましょう。

チラシから生徒募集を行う際の注意

また、チラシを配布する際、新聞社などに折り込みチラシをお願いする場合もありますが、場合によってはポスティングをされることを検討している方もいるかと思います。

チラシを配布する際は違法行為に当たる場合もあるので、必ずご自身で確認の上行うように注意しましょう。

 

ピアノなどの音楽教室の生徒募集に効果的なチラシを作りたいという方は

もし、この記事を読んで生徒募集に効果的なチラシを作りたいと思った方は、お気軽に音楽家専門コンサルにお申し込みください。

あなたのお教室案内を見て、多くの人が通いたいと思う内容などをマンツーマン指導します。

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ピアノやリトミックなど音楽教室の生徒募集にチラシは効果的なのかまとめ

いかがでしたでしょうか??

最近は、様々なSNSを駆使して生徒を募集するピアノやリトミック教室を見かけますが、生徒募集を目的に発信するのであれば、生徒となる人はいったい何を見てきてくれるのか、お客様目線になった発信をすることがポイントとなります。

今後、あなたのピアノ教室にたくさんの生徒さんが集まることを祈っております。

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