フリーランスで一番大変なこと。
それは、仕事探しではないでしょうか。
こんにちは。
かれこれフリーランス歴5年以上が経過している、柳川円です。
私が最初、フリーランスとして独立した時は音楽療法士というお仕事メインで活動をしていました。
それから数年。
結婚、出産を経て今現在では音楽療法士という仕事以外にも、ライターやコンサルタント、そしてここ最近は動画編集のご依頼もいただくようになりました
なんだか何屋なのか自分でもよくわからないので、ここ最近は自分のことを「ニート」と自己紹介しているのですが、ニートと名乗るくらいいろんな仕事をもらうまでにたくさんの出来事がありました。
フリーランスの音楽療法士として独立したけど、最初は思うように仕事を得ることができなくて、早朝バイトをしながら営業活動をしていたこと。
そこから仕事をたくさん得ることができるようになったが、週6〜7仕事が入るようになって自分の時間やプライベートが皆無になり、心身ともに限界が来たこと。
結婚を機に、人生初めて生まれ育った故郷を離れることになった際、当時受け持っていた全ての仕事を一斉に手放したこと。
その後、音楽以外の仕事をしたくなってコンサルタント業を開始。
右肩上がりに収入は増えていったが、これまた仕事が増えすぎてしまい、音楽から完全に遠のいてしまい、ストレスが溜まりまくったこと。
その後、コロナで暇になったので自作で音楽療法のHPを立ち上げたら、音楽療法を指導している大学の先生からお褒めの言葉をいただいたこと。
嬉しくなって有頂天になっていると、また心身が疲弊し、仕事が思うようにできなくなってしまったこと。
「けど、せっかく頑張って作ったHPだから、頑張って更新しよう‼︎」と音楽療法の発信活動を頑張ることにしたが、発信する中で「このままではいけない。もっと一人前の音楽療法士になりたい」と思い、大学院に進学したこと。
そんな中、第一子を授かったこと。
出産して再び仕事を一旦お休みし、少しの間育児に専念しようと意気込んだけど、社会から完全孤立したように感じ、再び病んだこと。
しかし、子供が一歳を迎え心身ともに少し余裕が出てきた頃、これまで培ってきたいろんな経験を活かして生きたい、と再び立ち上がったこと。
本当にいろいろありました。
仕事も朝から晩まで働いて、睡眠時間4時間くらいしか取れないで朝を迎えた日々もあったし、仕事も1日4件の施設で音楽療法を行う目まぐるしい日々を過ごしたこともあります。
収入の波も激しく、月収が100万円近くになったこともありますが、収入が0になったこともあります。
それに伴い、貯金も山ほどあったときもあれば、あれだけあった貯金が一気になくなるという経験もしました。
本当、フリーランスには安定という言葉はなく、山あり谷ありな日々です。
しかし、所々仕事を意図的に手放したことはあるのですが、「もう一度、仕事をしよう」と思い再開すると、ありがたいことに仕事をいただける生活がその都度できています。
完全にマイペースではありますが、なんやかんやで5年以上、フリーランスとしてやっていけてるのはなんでだろう。
その理由として思うことは、いろんなことで自分のことを何ができる人間なのか自己紹介しまくっていることではないか、ということです。
私は自己紹介をするときに、ほぼ必ずと言っていいほど
「実は音楽療法士という資格を持ってまして…」
「ライターの仕事を最近いただいたりしてまして…」
「ここ最近はSNSを利用した集客方法のアドバイスをしてまして…」
など、自分は何ができる人間なのかを話しています。
なぜそんなふうに自己紹介をするのか。
それは、お仕事を紹介してくださるのは、紛れもなく人間だから。
これまでフリーランスとして活動してきて一番大切だと思うのは、人のご縁です。
もちろん、これまでSNS集客を実践してきたことで、ネットを通じてお仕事をいただいたことはたくさんあります。
しかし、ぶっちゃけそれよりもたくさん仕事をいただいたのは、
「私の友人が文章書ける人を探してるんだけど、柳川さんどうかな?と思って」
「今度〇〇で音楽会ができる方を探してる知り合いがいるんだけど、まどかさんできる?」
「最近、SNSで集客始めて聞きたいことたくさんあるんだけど、相談してもいい?」
など、リアルな交友関係のある方からのご縁をきっかけとした仕事依頼です。
そしてありがたいことに、人のご縁をきっかけとしたお仕事依頼の多くは、長いお付き合いとなる場合がほとんどです。
やはり、知り合いの知り合いと聞くと、多くの方は「あの人が紹介するならば間違いない」と思ってくださるのかもしれません。
そう、私がここまでのらりくらりとフリーランスで活動できたのは、素敵なご縁があったからなのです。
もし今、思うように仕事がもらえないと頭を抱えているフリーランスの方がいましたら、今一度、自分は何ができる人間なのか、そして、人のご縁を大切にしているかどうか、問いかけてみてはいかがでしょうか。
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