私は地方ではありますが、一応音大卒の人間です。
そんな私ですが、当時住んでいた北海道にて、中途採用の求人がほぼ0だった音楽療法士という資格を活かして仕事を自分で獲得し、希望の収入を得ていました。
ネットで「音大卒」と検索すると、続けて出てくるのが「仕事がない」というキーワードですが、きっと多くの人が音大までお金をかけていかせて卒業しても仕事がないならやめようかな、と思っているのかもですね。
それに対して、私一個人の意見としては、仕事がないなら自分で仕事を作ればいいだけです。
むしろ、多くの人が「仕事がないなら大学まで行く意味がない」という考えをお持ちな傾向があるように思うのですが、私は全く逆の思考で、「仕事がないなら自分で仕事を作り、自分の希望年収になるように直接交渉した方が、将来的に安心じゃね？」ということです。
あくまでも私一個人の意見ですが、大学や専門学校などの卒業後に就職先があるというのは、一見安心できる材料かもしれません。
それは子供を大学に行かせる親側からすれば、よりそう思うかもしれません。
また、資格に関しても「この資格があれば、就職先がたくさんあるから将来安心‼︎だから頑張って勉強して取得しよう‼︎」と思うかもしれません。
ですが、私は「卒業後に就職先がないと言われる音大を卒業」し、「就職先がないと言われる音楽療法士という資格を活かして、自分の希望ギャランティを稼いで」いました。
これは紛れもない事実です。
詳しくはこちら↓
現に私は25、6歳のころに、フリーランスの音楽療法士として活動を開始し、その数ヶ月後には毎日2〜3件の施設を週5、多い時は週7で訪問し、音楽療法活動をさせていただきました。
今は当時活動していた北海道地方から離れたところで、子供も産まれ他の業務も入るようになったので、以前ほどではないですがフリーランスの音楽療法士として活動しています。
しかも、基本スタンスは変わっておらず、現在いただいている音楽療法の仕事も、全部自分で0から作り上げてお金をいただいております。
このようなことを書くと、「それはあなたがだからできたんでしょ？」と言われるかもしれませんが、断言します。
多くの人が、自分で仕事を獲得する方法を知らない、またはしたことがないからそう思っているだけです。
おそらく、今このブログを読んでいる方の中で、フリーランスの方や会社経営をされている方は「仕事が自分で作るもの」という意味を理解していただけるかと思います。
なぜなら、フリーランスや会社経営をする場合は、自分で交渉をして仕事を獲得する必要があるからです。
私はフリーランスの世界に入るまで、仕事は人からもらうものというのが当たり前と思っていました。
仕事は、求人票から探すものと思っていたんです。
なぜなら、小学校→中学校→高校→大学や専門学校に行ってから、就職先を探すのが人生だと半ば洗脳的に思っていたからかもしれません。
しかも、給料も自分で決めることができないと思い込んでいました。
給料は雇ってくれている人が決めるものだと。
しかし、フリーランスの世界に飛び込んだ途端、その概念は180度変わりました。
仕事は自分から取りに行くものと学びました。
そして、給料は自分で決めることができることも知りました。
私は駆け出しのフリーランス時代、自分の音楽療法に自信を持つことができず、この頃はかなり安価な値段でやっていました。
しかし、自信がないままでは希望年収に満たないと思った私は、どんどん自己投資にお金を使い、自分の音楽療法に自信が持てるようになるまで勉強をしました。
自分に自信が持てるようになった頃と同時に、契約施設側にギャランティ交渉をしました。
このくらい価格を上げて欲しいと。
もちろん、価格を上げて欲しい理由もしっかり添えてです。
その理由を伝えると、ほぼ全ての施設様が嫌な顔一つせず、希望のギャランティに応じてくれました。
これを繰り返していくことで、専門家として自分の希望価格のギャラを得ながら人生構築することができました。
「卒業後に就職先がないから、好きなことを仕事にするのを諦める」
「取りたい資格があっても、仕事がないから意味がない」
なんて思っている方は、私から言わせていただくととってももったいないの一言に尽きます。
昭和時代であれば、一生安泰の企業に就職することが美徳とされていましたが、今は令和です。
そもそも、どんな業種においても一生安泰の企業はあるのか？という時代に来ています。
ある日突然、あなたの職場がなくなるなんてことがあちこちで起きています。
一度きりの人生、あなたはどう生きたいのか。
私の人生経験を参考にしたいという方は、お気軽にご相談ください。
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